こんにちは〜😊
いつもと同じようにパドルしてテイクオフしようとしているのに
波に置いてかれてしまう…
パーリングしてしまう…
悩んで聞いてみたら…ん?前に聞いた人と違うことを言ってるぞ!
どっちがあっているんだろ?どうしたら良いんだろう?
はい!Tamaも同じ悩みを持ち苦労した日々がありました 笑笑
だって聞く人によって言ってる事が違うんですもん!
胸を反れ、頭を下げろ、波に垂直に、斜めに、前荷重に、テールを押さえろ
…??????
場合によっては全然逆の事を言われる時も 笑笑
混乱しますよね。全然上手くいかないし、上手くならないし
けどね、実はこれ皆の言ってる事が合っていて正しいんです❗️
ただ、教わっている時の波質や教えてくれている方の頭の中で想定している
波質に違いがあるんです!
なので今日は
「掘れた波と厚い波ではテイクオフも乗り方も変わる」
そんなお話です。
【厚い波と掘れた波って何が違うの?】
ざっくり違いを言うと
厚い波は「波の斜面の角度が緩い波」
掘れた波は「波の斜面が急になって角度がついた波」
大まかにいうとこんな違いがあります。
波は沖からやってきて水深が浅くなる地形の部分(バンク)に当たる事により
逃げ場を失った波の力が持ち上がり、海面が盛り上がっていきます。

盛り上がってきた海面は下から上へ持ち上げられる力と岸へと向かう力により割れ始めます。
潮が引いている時間帯や急激に浅くなる地形の場所は持ち上げられる力も強くなるために掘れた波が目立ち
潮が上げている時間帯や深いままなだらかに浅くなっていく場所は持ち上げられる力が弱くなり厚い波が目立つようになっていきます。
また、潮が引いていく時間帯の下潮の時は全体的に流れが沖へ向かう為うねりが届きずらく、波が掘れやすく
潮が上げていく上潮の時は全体的に流れが岸へ向かう為うねりが届きやすく、厚い波になりやすい傾向があると言われています。
厚い波も掘れた波もテイクオフに向けてする動作や波自体のテイクオフする場所に違いはないがタイミングや崩れ方、速さに違いがあるため波にあったテイクオフや乗り方をする必要があります。
【厚い波のテイクオフと乗り方】
波が厚い時って大きい波の方が乗れると思って必要以上に沖に出て波待ちしている方っていますよね。
結果…鬼の形相でパドルしても波に押される事なく…チ〜ン。。
海に入っていて波が厚く乗れない時って焦ってくるとどうしても大きい波を狙い、沖にでてしまう気持ちは分かります。はい!Tamaもそうですね〜 笑笑
波が割れる場所は地形が浅くなっている場所(バンク)です。
特に水深が深く厚い波の時はバンクにぶつかってからブレイクし始めます。
ブレイクする場所とピークを良く見極めて波待ちの位置を決めましょう👍
↑バンクに対して潮が上げていない時間帯とは違う場所になるはずです。
厚い波の場合はパワーポケットが広いためロングボードの場合は少しずれていてもテイクオフ出来てしまいます。

しかし、割れくる速度も遅いため押されたからといってすぐに立ってしまったり横に進んでしまうと走りすぎて力のない場所に進んでしまいます。
焦らず波を良く見て波のポケットでテイクオフしパワーゾーンをキープしながら滑る必要があります。

厚い波はパワーがないので波に対して垂直にパドルし、押され始めても割れてくるのをまってから立ち上がりゆっくりスムーズにテイクオフ!
しっかりとボトムターンを入れ、波を確認しながらカットバックやターンを入れゆっくり乗る。
インサイドで早くなるセクションでは板を走らせたり、ウォーキングしてみたり。
Thaロングボード って感じですね〜。もう一度言いますTamaは苦手です 笑笑
【掘れた波のテイクオフと乗り方】
厚い波とは逆に潮が引いていたり、急激に浅くなる場所では波が掘れあがりパワーがあります。
初心者のロングボードの方が良くパーリングしてしまう波ですね 笑笑
初心者の方は苦手な人が多いイメージですが上級者の方がテイクオフしてサクっとレールをセットしノーズに足を掛けて走っている姿は格好いいですね〜👍
厚い波はうねりがゆっくりやってきてゆっくり割れていくのに対して
うねりが来たと思ったらバンクの上か少し手前で急に掘れあがり割れるのが掘れた波です。
ポケットが狭く波の傾斜も急になり、その分テイクオフのタイミングも狭くなります。
この狭い一瞬のタイミングで遅れてしまったり場所が悪いとパーリングの原因になります。
なので厚い波以上にブレイクする場所を見極める事が重要になってきます。
それでは掘れた波で使えるテイクオフのテクニックは?
斜めにテイクオフをする事です❗️通常は波の進行方向へパドルを進めテイクオフをしますが掘れた波には斜めにテイクオフをする事が有効的です。
掘れた波の場合テイクオフ後ボトムに真っ直ぐ降りてしまうこともパーリングの原因の一つで、無事に降りれたとしても抜けきれない事が多いです。
そこで進行方向へボードを斜めに向けパドルし、立ち上がると同時にレールを入れ斜めにボトムへ降りていくようにしましょう。
しかし、斜めにパドルをすると言うことはテイクオフも遅れてしまうので角度のつけすぎには十分に注意が必要です。
腹這いでのボードコントロールに慣れているようでしたら通常のパドルからはじめテイクオフ前にボードの向きを斜めにすると良いと思います。
この時の荷重の位置ですが、掘れた波でのテイクオフでもしっかりとしたパドルスピードが必要となります。
と言っても、厚い波のように前に荷重をしたままだとパーリングの原因になってしまいます。
通常よりも若干テール側にも荷重を残し、しっかりと胸を張ることで下から上へ持ち上げられる波のパワーも逃さず十分に使えます。
もう一つ重要なのは目線を進行方向へしっかりと向けることです。
テイクオフ時に自分が進もうとしている方向の先を見ながらテイクオフする事で自然とボードもそちらへ向いてくれ、テイクオフの動作の遅れが出にくくなります。
また展開の早い掘れて早い波の場合はテイクオフの時から先の波を確認し、テイクオフ後も先の波をしっかりと見ながら波がどうなっていくのか?
自分がどう滑っていくのかを確認する必要があります。
そのためにも目線は常に自分が進む方向の先を見るようにしましょう!
ちなみにTamaは…足下ガン見です👍 笑笑

【まとめ】
人それぞれに波の好みがあると思います。
それはTamaにもShokoにもあります!(これが結構違うんです 笑)
しかし生活をしていく上で必ずしも自分が好きな場所や時間帯で入れるとは限りません。
好きではない波、苦手な波。そんな時でも入りたくなるのがサーフィンで
そんな波でも練習しなければ克服できないのがサーフィンですね!
だったらどんな波でも今よりも少しでも上手に乗れたら楽しくなるのがサーフィンですね!
その為に予備知識をつける事は凄く大切だと思います。
波はウネリ、風、地形、満ち引き様々な要素で変わり同じ日の同じ時間帯でも波は微妙に違ってきます。
ウネリの時点でもライディング中でも波をしっかりと見て微妙な変化に対応できたら今よりもっと楽しく乗れると思います。
同じ波は2度とこないとはそーゆー事なのでしょうかね?
だったら一度しかこない波でもベストなパフォーマンスが出来るようになりたいものです 笑笑
まだまだ初心者を脱出できないShokoTamaですがこれからも勉強して上手くなれたらな〜
って思います👍
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます、次の更新もよろしくお願いしま〜す!
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