ABOUT Shoko&Tama Story ~二人が恋人になるまでの軌跡~
【出会い】
2019年4月末日
辻堂のとあるレストランでサーフスクールの親睦会が開催された。
一次会が終了し、レストランの出入り口で幹事が二次会への参加者を募っていた。
海での再会を祈って挨拶し帰路につく人たちを横目に二次会へ参加する人たちが出入口にたむろって思い思いに会話を楽しんでいた。
そんな折、スクール生の”S”さんがおもむろにしょこにこう言う。
「しょこちゃん、たまちゃん独り身なんよ~だから仲良くしてあげてね~」
たまとしょこは顔を見合わせ軽く会釈しながら苦笑いする。
お互いを認識したのはこれが初めてだった。
”お互いの第一印象は?”
よく笑う人だなぁ・・・
でも、別に彼女を募集しているわけではないからな・・・
帽子似合ってないな・・・というのが正直なところ
あとタトゥーが入っているのが見えてサーファーだなぁと思った
【伊豆トリップ】
出会いから一週間も経たず”S”さんが伊豆トリップを計画していた。
”S”さんからたまに連絡が入る。
「たまちゃん。今度の木曜、伊豆トリップ行こうよ!」
トリップに行こうと前々から計画をしていたことと、たまの休みだったこともあり
たまはトリップに行くことを了承した。
「こないだのスクールの飲み会で出会った人たちで一緒に行く人を誘ったら
”M”ちゃんとしょこちゃんが行くってさ」
”S”さんから連絡が入り4人で行くことが決まった。
”S”さんからの提案で車を2台に分けていくことになり、
”S”さんの車には”M”さん、たまの車にはしょこが乗ることになった。
伊豆まで片道約4時間、往復8時間。その8時間、車でずっと二人きり。
2人のことをよく知り合うには十分な時間があった。
”伊豆トリップに行ってどうだった?”
波がいい時間なのになんで休憩してるのかなぁ・・・って思ってた。
あと納豆かなぁ・・・
納豆っていうのが、帰り道でしょこが匂いに敏感だってことを話してて
その中で「急に目の前で納豆とか食べられるとちょっと・・・」って言ってて、
朝俺納豆食べてたけど・・・当てつけ?!
サーフィン始めた期間とかはあまり変わらないのにもうウォーキングしてる・・・
いいなぁー私もがんばろってやる気が出た。
あと行き帰りでいっぱい話した中で色々共通点とか思考が似ているなって感じたかなぁ
【付き合うきっかけ】
伊豆からお互いに連絡を取り合うこともなく約半月が経ったある日のこと共通の友人を通じて近所の焼鳥屋で飲むことになった。
久々の再開でも会話ははずみ互いに楽しい時間を過ごした。
この日を境に互いの距離が縮まり日々連絡を取り合うようになったしょことたま。
その後飲みに行く機会も増え、仕事前や休みに一緒にサーフィンをすることも増えていった。
連絡を取り合うことが日常になり二人の間の距離が少しずつ近づいてく、、、
季節は夏
ある朝の海上がり、海の中でなぜか不機嫌なしょこを見て、たまが突然しょこを誘った
「このあと予定なかったらお出かけしませんか?」
”この時のお互いの思いは?”
なんか機嫌悪いし・・・
とりあえずデートに誘ったらいいことあるんじゃないだろうか・・・
このお出かけに誘われる少し前に
たまちゃんから「好きだけど待ってください」って言われて
告白されて待たされる私は何なんだろうって不機嫌だった。
でもこの時すでに私は好きだったから
お出かけしようって誘ってもらえてすごくうれしかった。
【恋人になった日】
たまがしょこを誘って初めての車でのデート。向かった先は横浜。
横浜中華街にある餃子が有名な中華料理店”山東”でランチを食べ、赤レンガ倉庫を散策。そこから散歩をして少し歩いたところにあるショッピングモールのMARINE & WALKでお茶をした。
家に観葉植物を飾りたいというたまの希望があり、MARINE & WALK内にある観葉植物を扱っているお店で観葉植物を物色する。
ああでもない、こうでもないと言いながら1時間も迷った挙句、結局観葉植物を買うことはなかったが2人にとっては幸せな時間を過ごした。
あっという間に日は傾き、横浜での時間は過ぎていった。
たまの家の近くにある焼き鳥屋で夕飯を食べた後、たまの家に移動した。
その夜二人は恋人となった
”どっちが付き合おうって言ったの?”
実はこの日に答えを出そうと考えていたんです。
部屋もしっかり掃除して、布団カバーも新調して・・・
「これからよろしくお願いします。」
と、結果的にはたまからですか・・・?
「好きだけど待って」って言われたことに対して私がしびれを切らせて
結局私を彼女にするのかどうか私から迫った感じなのかな??(笑)
以上、しょこたまが付き合うまでの軌跡をご紹介しました。
長々とわたしたちの物語にお付き合い頂きありがとうございました。